人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC描く地域の未来 東水沢中学校にPR看板

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tanko 2018-11-18 10:50

 素粒子実験施設、国際リニアコライダー(ILC)誘致に向けた機運を高めようと、奥州市議会ILC議員連盟(渡辺忠会長)は16日、奥州市立東水沢中学校前に同校美術部生徒が手掛けたILCのPR看板を設置した。
 同議連は昨年度から市内の中学生に、ILC計画が実現した将来の地域の姿をイメージした絵を描いてもらい、それを基にした大型の看板を学校付近に設置。同計画の周知と誘致実現に向けた機運向上を図っている。
 東水沢中では校庭東側の市道に面したフェンスに設置。宇宙誕生の謎に迫る施設を連想させる満天の星空、南部鉄器やえさし藤原の郷、国立天文台水沢キャンパスの電波望遠鏡などを描き、伝統と科学が共存するまちの姿を表現した。
 本年度は同校を含む水沢地域の3中学校と、江刺第一中の学区内にそれぞれ設置する計画。前年度分を含む市内全9カ所への設置事業を完了させる。

写真=東水沢中のフェンスに設置されたILCのPR看板
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