人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市西部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ブラックホール お菓子で再現!(水沢の業者組合)

投稿者 : 
tanko 2019-6-4 16:20

写真=本間希樹所長らが携わる国際プロジェクトが撮影したブラックホールの写真(C)EHT Collaboration

 奥州市内の菓子製造販売事業者らで構成する水沢菓子組合(組合長・千葉亮黄金製パン社長)は、ブラックホールをテーマにしたオリジナル商品を開発する「ブラックホールプロジェクト」を進める。ブラックホール撮影の国際プロジェクトで日本研究者チームの代表を務めた、国立天文台水沢VLBI観測所=水沢星ガ丘町=の本間希樹所長の思いを受けた取り組み。会員7社は、夏に同天文台水沢キャンパスで開かれるイベント「銀河フェスタ」での配布や各店舗での販売などを計画している。(菊池藍)

 関係者らの話によると、同キャンパス敷地内の奥州宇宙遊学館を管理するNPO法人イーハトーブ宇宙実践センターの幹部と会談していた本間所長が、「ブラックホールにまつわるお菓子が作れたら、地域振興の役にも立つのではないか」との思いを語ったという。
 これを受け、NPO幹部は同組合関係者に打診。実現に向け取り組むこととなり、今月18日に開かれる組合総会以降、本格化する見通しだ。総会には本間所長も出席を予定しており、プロジェクトの成功に向け、盛り上げを図っていく。
 銀河フェスタでは、7社がそれぞれ開発した菓子を詰め合わせにして配布したい考え。イベント配布に加え、各店舗でのオリジナル菓子販売も検討している。
 「本間先生から、地元事業者に手伝ってもらうことで地域への恩返しをしたいとお話をいただいた」と千葉組合長。「ブラックホールが話題になる中で、会員事業所にとっても情報発信のいい機会になると思う」と捉えるとともに、「本間先生の思いを形にすることで応え、イベントの成功へお手伝いができれば」と語る。
 プロジェクトには、菓子製造7社に加え、パッケージデザインなどを手掛ける事業所も参加する。菓子は、それぞれの店舗が特徴や技術を生かしながら開発を進めており、詰め合わせにした時にバラエティー豊かになるよう、形やパッケージデザインなど打ち合わせを重ねながら具体化させていく。
トラックバックpingアドレス http://ilc.tankonews.jp/modules/d3blog/tb.php?855

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動