人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

校史の終章に刻む快挙 小山中3人娘、科学甲子園へ

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tanko 2016-9-9 12:30
 奥州市立小山中学校(関向正俊校長、生徒212人)の岩渕遥菜さん(13)、及川愛佳さん(14)、佐々木絵李さん(13)で編成した2年女子チームは、科学の甲子園ジュニア県大会で総合2位に輝き、12月に東京都内で開かれる全国大会(国立研究開発法人科学技術振興機構主催)への出場を決めた。校史に残る快挙にメンバーたちは「閉校後も小山中の名が残る結果を収められた。3人の力を結集させ、全国大会でもベストを尽くしたい」と喜びひとしおだ。

 中学1〜2年生を対象にした同甲子園は、文部科学省が推進する次代を担う科学技術人材の育成に関する施策の一環。8月末に花巻市内で開かれた県大会には、選抜19チームが出場し、筆記と実技(実験)の2競技で理科・数学の力を試した。
 小山中は1〜2年生の男女3チームを編成し、県大会に臨んだ。試薬を用い、酸性とアルカリ性の溶液を見分ける実験などで満点を連発した女子3人組が全国大会の出場権をつかんだ。2年男子チームも健闘し、実技で3位に入った。
 筆記競技は無我夢中、実技中は発見と緊張の連続だった。好奇心旺盛な岩渕さんは「溶液の混ぜ方で、色が変化するのはなぜか。楽しみながら実験できた」と気負いがない。
 冷静沈着な及川さんは「会場内がとにかく静か。他チームより実技が早く終わり、不安になった」と苦笑い。2年連続で出場した佐々木さんは「3人が協力し合い、いい形で実験を進められた。前回の経験も生かせた」と振り返った。
 総合1位の県立一関第一高校付属中と合同チームを組み、総勢6人が県代表として全国大会に出場する。「県大会ではチームワークを発揮できた。半面、勉強不足の部分も浮き彫りになった。課題点を克服し、全国大会に臨みたい」と意欲満々だ。

写真=科学の甲子園ジュニア全国大会への出場を決めた小山中2年チーム
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