多文化共生へ多言語サイト ILC誘致の後押しにも(奥州市国際交流協会)
- 投稿者 :
- tanko 2013-2-18 12:30
奥州市国際交流協会(佐藤剛会長)は17日、「奥州市多言語ウェブサイト」を開設した。外国人市民向けに、生活する上で欠かせない情報(ライフライン、交通、医療、犯罪・事故・災害など)を多言語で提供。21カ国約500人の外国人市民が暮らす市にとって、多文化共生の地域づくりの弾みになりそうだ。
言語は日本語のほか、英語や中国語、韓国語、間もなくタガログ語のページも開設し5言語になる。東日本大震災を機に、財団法人自治総合センターの地域国際化推進助成事業の補助を受け、市と共同でサイト開設の準備を進めた。
サイトの内容は、例えば「ライフライン」では、電気や水道、ガスの使用開始の方法、支払い方法などを紹介。「交通」のページには、日本の運転免許への切り替え、自動車保険などを説明している。今後も、要望などを基に「外国人市民の目線で」必要な情報を整える。携帯電話、スマートフォンでも閲覧できるよう準備を進めるという。
国際リニアコライダー(ILC)が誘致された場合、外国の研究者や家族らが数千人規模で市内外に移住するとみられ、候補地である北上山地誘致の後押しになることも期待される。
サイトは、水沢区横町のメイプル1階で開かれたトークショーでお披露目。地震や災害時のための防災DVDも披露された。「とっても知りたい!外国人のホンネ」と銘打ったトークショーでは、多文化共生センター大阪代表理事の田村太郎氏をコーディネーターに、胆江地区在住の外国人市民4人が会話を弾ませた。市民ら約80人が訪れた。
好きな日本語を問われ、及川マリさん(フィリピン)は「ありがとう」、ビル・ルイスさん(アメリカ)は「メリハリ」、パク・ソンヒさん(韓国)は「思いやり」、ウ・ショウさん(中国)は「感謝」とそれぞれの体験などを交え紹介した。
ウ・ショウさんは「最初は田舎が嫌だと思っていたが、今はここに来て良かったと思っている。皆あったかくて、親切、感謝している」と市への思いを披露した。
田村氏は、自身の友人である外国人がへきえきしているのは「いつ国に帰るのか?」との質問だと紹介。疎外感を感じさせる質問とみられ、同じ土地に暮らす「仲間としてみてもらえるといい」と多文化共生の在り方を強調した。
多言語ウェブサイトのアドレスは、http://www.oshu-ira.com/
写真=外国人市民のトークショー
言語は日本語のほか、英語や中国語、韓国語、間もなくタガログ語のページも開設し5言語になる。東日本大震災を機に、財団法人自治総合センターの地域国際化推進助成事業の補助を受け、市と共同でサイト開設の準備を進めた。
サイトの内容は、例えば「ライフライン」では、電気や水道、ガスの使用開始の方法、支払い方法などを紹介。「交通」のページには、日本の運転免許への切り替え、自動車保険などを説明している。今後も、要望などを基に「外国人市民の目線で」必要な情報を整える。携帯電話、スマートフォンでも閲覧できるよう準備を進めるという。
国際リニアコライダー(ILC)が誘致された場合、外国の研究者や家族らが数千人規模で市内外に移住するとみられ、候補地である北上山地誘致の後押しになることも期待される。
サイトは、水沢区横町のメイプル1階で開かれたトークショーでお披露目。地震や災害時のための防災DVDも披露された。「とっても知りたい!外国人のホンネ」と銘打ったトークショーでは、多文化共生センター大阪代表理事の田村太郎氏をコーディネーターに、胆江地区在住の外国人市民4人が会話を弾ませた。市民ら約80人が訪れた。
好きな日本語を問われ、及川マリさん(フィリピン)は「ありがとう」、ビル・ルイスさん(アメリカ)は「メリハリ」、パク・ソンヒさん(韓国)は「思いやり」、ウ・ショウさん(中国)は「感謝」とそれぞれの体験などを交え紹介した。
ウ・ショウさんは「最初は田舎が嫌だと思っていたが、今はここに来て良かったと思っている。皆あったかくて、親切、感謝している」と市への思いを披露した。
田村氏は、自身の友人である外国人がへきえきしているのは「いつ国に帰るのか?」との質問だと紹介。疎外感を感じさせる質問とみられ、同じ土地に暮らす「仲間としてみてもらえるといい」と多文化共生の在り方を強調した。
多言語ウェブサイトのアドレスは、http://www.oshu-ira.com/
写真=外国人市民のトークショー