人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

奥州市2013年度予算/総額554億1380万円(ILC関連は390万円)

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tanko 2013-2-15 19:10
 奥州市は14日、2013(平成25)年度一般会計当初予算案を発表した。総額は554億1380万円で、前年度当初と比較し餾億6290万円、13.2%の大幅減となった。前年度は土地開発公社債務(三セク債)解消関係費饌億円が含まれていたためで、同関係費を除いた額で比較すると7億3710万円、1.3%増。社会保障関係費の伸びなどにより義務的経費負担が増している。同予算案は、22日招集予定の市議会3月定例会に提出される。

 歳入は、市税が同比1億693万4000円(0.9%)増の122億3456万円。復興需要を背景に一部業種で回復が見られることから、市民税は増収を見込んだ。
 地方交付税は199億3869万円と同比2億8608万円(1.4%)減。国の予算編成方針で示された地方財政対策の状況を勘案し、普通交付税を推計した。
 一般財源が減少する中、行財政改革で収入に見合う歳出規模に抑制し、財政調整基金は取り崩さずに予算を編成した。
 歳出は、人件費が給与費の独自削減などにより同比1億3914万円(1.6%)減の83億8923万円。社会保障関係費の自然増などで扶助費は同比2億9365万円(3.5%)増加し、義務的経費(人件費、扶助費、公債費の計)全体では同比2億6663万円、1.1%の増となった。
 投資的経費(普通建設事業費、災害復旧事業費の合計)は、総合計画や新市建設計画に重点的に配分し、同比3億5323万円(5.0%)減の66億8999万円とした。
 当初予算案編成に当たり市は、「協働のまちづくり」と「組織・事業・財政の適正化」に努めることを基本に据えた。集中と選択により、▽協働のまちづくりの推進▽国際リニアコライダー(ILC)誘致▽子育て支援・教育環境整備▽地域産業の振興▽放射線対策・防災対策▽都市環境・生活空間の整備――に重点配分した。
 具体事業として、地区センター改修事業(江刺・稲瀬地区、衣川・衣里地区)に2億6492万円、ILC誘致の取り組み強化費390万円、市立水沢南中校舎大規模改造事業に2億7400万円などを計上。教育施設の長寿命化に向け、改修促進費(特別枠)として2000万円も盛り込んだ。
 地域要望に配慮した生活道路の補修事業経費(特別枠)4000万円を設けた。

小沢昌記市長の話 本年度当初予算から第三セクター等改革推進債92億円を除いた新年度当初予算案が1.3%増加したことは、予算総額や公債費の削減を(主要施策に)掲げている関係から、強い危機感を持っている。ただし放射能対策や、予測を上回る扶助費の増加という部分があった。
 一方で、新年度予算の一般財源(市税や地方交付税など)ベースでみると、本年度当初に比べて0.2%下回り、わずかだが切り込んでいる。財政規律は守られたと考えている。
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