人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC実現へ応援チーム 奥州市が若手職員募り結成へ

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tanko 2014-1-31 9:20
 国際リニアコライダー(ILC)計画実現への取り組みを支える人材を育成するため、奥州市は若手職員による部局横断型の内部組織「ILC計画応援チーム」を発足させる。2月14日までに15人程度を募り、勉強会から活動をスタート。ILCを見据えたまちづくりや市民理解の醸成なども検討課題に意見を出し合う。
 ILC誘致をめぐっては、昨年8月に国内候補地が北上山地に一本化されたが、今後は国際交渉で費用分担など諸課題を解決する必要がある。
 奥州市は長期的な視点で今のうちから人材を育てるため、主任までの若手職員に限定してチーム員を募集。新組織の立ち上げで、ILCをめぐる市や市民団体の取り組みを「応援」する人材の育成を図りたい考えだ。
 奥州市は現在、ILC関連の部署として政策企画課内にILC推進室を設置。室長と主任の専任2人に加え、同課内の6人が兼務する。ILCに興味がある職員でも組織上の理由で関連業務に携わる機会が少ない現状を踏まえ、今回は全部局をまたぐ形で参加を呼び掛ける。
 チーム員はILC関連の学習会や講演会、各種行事などに参加し、ILCに関する理解を深める。ILC誘致が実現すれば、多くの外国人研究者とその家族が市内外に滞在するとされており、英語中心の語学の勉強会も開く予定。
 ILC推進室の及川健室長は「ILCが実現すれば、まちづくりなどさまざまな場面で対応が求められる。今後の諸課題に迅速に対応できる職員を今のうちから養成したい」と話している。
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