人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

星団形成の現場を再現(東京大など研究チーム、「アテルイ供彝萢僂掘

投稿者 : 
tanko 2022-6-12 10:00

写真=シミュレーションで再現した形成途中の星団 (c)藤井通子、武田隆顕、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト

 星団が形成される現場を再現するシミュレーションに、東京大学大学院理学系研究科の藤井通子准教授らの研究チームが成功した。星が生まれる領域の進化に大質量星が重要な役割を果たしていることを確認。研究には水沢星ガ丘町の国立天文台水沢キャンパス内にあるスーパーコンピューター、「アテルイ供廚活用された。研究成果は8日付で、英国の『王立天文学会誌』に掲載された。
 星団とは数十から数百万個の星が集まっている天体。一つ一つの星の重力で互いが束縛された状態になっている。
 藤井准教授らのチームが研究対象にしたのは「オリオン大星雲」。冬の代表星座「オリオン座」の中央に三つ並んだ2等星の下方に位置する。太陽の8倍以上の質量を持つ大質量星が多数生まれ、星団が形成されている。地球からの距離は1300光年。双眼鏡でも気軽に観察できる。
 天文学者の間では大星雲内の星団形成過程についての研究が進められていたが、従来の手法では正確な解明に限界があった。藤井准教授らのチームは、星の動きを正確に求める計算手法を独自に開発。「アテルイ供廚納孫圓気擦拭
 研究チームは「オリオン大星雲で形成される星団は中規模だが、今回の研究で開発された計算手法を使い、大規模な星団や銀河の形成過程などを明らかにしていきたい」としている。
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