ILCまちづくりビジョン「より効果的にまちづくりに資するように」(奥州市議会一般質問で小沢市長)
- 投稿者 :
- tanko 2016-3-8 17:50
奥州市議会3月定例会は7日、一般質問で再開。北上山地へのILC誘致を見据え、市が年度内の策定を目指す「ILCまちづくりビジョン」の素案に関して、佐藤郁夫氏(市民クラブ)が取り上げた。
小沢昌記市長は答弁で、同ビジョンに掲げる取り組みについて「着実に実施できるものから、期待は大きいが実現に高いハードルがあるものまでさまざま」と説明。これらの推進に際し、「適宜適切に関係機関と連携し、実施主体や推進方策の検討を行いながら市の総合計画へ搭載すべきものは搭載し実施していく。取り組みは追加や見直しを随時行い、より効果的にまちづくりに資するよう努めていく」などと話した。
市はこの素案で、ILC誘致を契機として市民生活や地場産業などの向上に向けて期待できる取り組みを明示。ビジョンの中心となるのが、市としての行動指針で、目指すべき将来像を実現するため、▽地域産業振興▽多文化共生の推進と快適な生活環境向上▽次代の人材を育成できる国際教育都市――の3分野ごとに方針を定めている。
佐藤氏は、県南広域振興局が児童を対象に実施したILC絵画コンクールで候補地の地元である奥州市内から応募が無かったことに触れ、「庁内や関係機関との連携が十分に取れていない」と苦言を呈した。小沢市長は「同じようなことを二度と繰り返さないよう丁寧な情報発信に努めたい」などと話した。
(若林正人)
小沢昌記市長は答弁で、同ビジョンに掲げる取り組みについて「着実に実施できるものから、期待は大きいが実現に高いハードルがあるものまでさまざま」と説明。これらの推進に際し、「適宜適切に関係機関と連携し、実施主体や推進方策の検討を行いながら市の総合計画へ搭載すべきものは搭載し実施していく。取り組みは追加や見直しを随時行い、より効果的にまちづくりに資するよう努めていく」などと話した。
市はこの素案で、ILC誘致を契機として市民生活や地場産業などの向上に向けて期待できる取り組みを明示。ビジョンの中心となるのが、市としての行動指針で、目指すべき将来像を実現するため、▽地域産業振興▽多文化共生の推進と快適な生活環境向上▽次代の人材を育成できる国際教育都市――の3分野ごとに方針を定めている。
佐藤氏は、県南広域振興局が児童を対象に実施したILC絵画コンクールで候補地の地元である奥州市内から応募が無かったことに触れ、「庁内や関係機関との連携が十分に取れていない」と苦言を呈した。小沢市長は「同じようなことを二度と繰り返さないよう丁寧な情報発信に努めたい」などと話した。
(若林正人)