人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC建設 意義身近に(江刺・岩谷堂第10区自治会で講演会)

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tanko 2014-1-20 14:20
 江刺区の岩谷堂10区自治会(広野雅喜会長)は19日、同区栄町の同10区自治会館でILC(国際リニアコライダー)講演会を開いた。奥州市ILC推進室の及川健室長が、ILC計画を解説。集まった地元住民約40人が聴き入った。
 同自治会の新春講演会として開催した。
 及川室長は「ILCができる米里の阿原山の地下には国立天文台の江刺地球潮汐観測施設があるが、東日本大震災時の強い揺れの影響を全く受けなかった」と、建設最適地であることを紹介。
 さらに「ILCが完成し、さまざまな研究施設ができれば、人材の大きな受け皿になる」と力を込めた。
 同区栄町の後藤栄美子さん(72)は「私たちには見当もつかない大施設だけれど、孫や子孫にとってためになり、役に立つものであれば大いに賛成したい」と話した。
写真=及川健室長(左)が語るILC誘致のメリットなどに聴き入る参加者
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