西澤潤一氏が死去 ILC誘致にも携わる
- 投稿者 :
- tanko 2018-10-27 8:30
西澤潤一氏(にしざわ・じゅんいち=岩手県立大学初代学長)が21日に死去した。92歳だった。仙台市出身。葬儀・告別式などは近親者で既に執り行った。
東北大学工学部を卒業後、同大学電気通信研究所に在籍。半導体や光通信に関する数々の技術を生み出し、「ミスター半導体」「日本の電子工学の父」などと呼ばれた。1989(平成元)年に文化勲章、2002年勲一等瑞宝章を授章。電気工学・電子工学技術者学会(IEEE)は、西澤氏の名を冠した賞「IEEEジュンイチニシザワメダル」を2002年に創設し、材料科学や素子技術分野に貢献した人物に毎年贈られている。
1990年11月から1996年まで東北大学総長を務め、1998年には岩手県立大の初代学長に就任。2005年3月に退任するまでの間、本県の高等教育の振興や人材育成に貢献し、地域に出向いての講演活動も積極的に展開した。
北上山地への誘致が期待される素粒子実験施設「国際リニアコライダー(ILC)」についても、計画が水面下だった時代から実現に向けた取り組みに携わっていた。
東北大学工学部を卒業後、同大学電気通信研究所に在籍。半導体や光通信に関する数々の技術を生み出し、「ミスター半導体」「日本の電子工学の父」などと呼ばれた。1989(平成元)年に文化勲章、2002年勲一等瑞宝章を授章。電気工学・電子工学技術者学会(IEEE)は、西澤氏の名を冠した賞「IEEEジュンイチニシザワメダル」を2002年に創設し、材料科学や素子技術分野に貢献した人物に毎年贈られている。
1990年11月から1996年まで東北大学総長を務め、1998年には岩手県立大の初代学長に就任。2005年3月に退任するまでの間、本県の高等教育の振興や人材育成に貢献し、地域に出向いての講演活動も積極的に展開した。
北上山地への誘致が期待される素粒子実験施設「国際リニアコライダー(ILC)」についても、計画が水面下だった時代から実現に向けた取り組みに携わっていた。