人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

はやぶさ2 古里かすめ再び旅に(水沢の酒井栄さん撮影)

投稿者 : 
tanko 2020-12-7 10:20


写真=酒井栄さんが撮影した「はやぶさ2」の光跡(矢印部分)。6日午前1時55分ごろ

 日本の小惑星探査機「はやぶさ2」本体の撮影に6日未明、NPO法人イーハトーブ宇宙実践センター理事の酒井栄さん(67)=水沢東大通り=が成功した。
 酒井さんは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「はやぶさ2プロジェクト」、日本惑星協会、日本公開天文台協会が共同実施する「はやぶさ2おかえり!2020共同観測キャンペーン」に参加。水沢黒石町にある私設の天体観測施設で、上空を通り過ぎるのを待った。
 探査機は、小惑星「リュウグウ」で採取した物質を収めたカプセルを前日のうちに放出。カプセルの大気圏突入を撮影するため、高度約200〜300kmまで降下している最中だった。この高度は国際宇宙ステーション(ISS)よりも低い位置で、降下の様子はISS滞在中の日本人宇宙飛行士・野口聡一さんも見届けたと、自身のツイッターに投稿していた。
 酒井さんは、5年前の12月3日に同探査機の撮影に成功。今年10月18日には、目的地だった小惑星「リュウグウ」もとらえている。
 同探査機から分離されたカプセルは6日午前2時半ごろ、大気圏に突入しオーストラリア南部のウーメラ砂漠に着地。日の出後に回収され、同8時すぎに現地の本部に到着した。
 一方同探査機本体は、次の目的地である小惑星「1998KY26」を目指し、地球から離れている。到着は11年後の予定。
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