人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

誘致へ理解 KEK学習ツアー(一般市民33人、児童らも)

投稿者 : 
tanko 2013-5-21 10:40
 NPO法人イーハトーブ宇宙実践センター(大江昌嗣理事長)が主催する市民向け国際リニアコライダー(ILC)学習ツアーは、25日から1泊2日の日程で実施される。児童生徒を含む33人が参加し、ILC関連装置の開発拠点である茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構(KEK)などを見学。ILCへの理解を深める。
 ツアーは経済団体や行政機関などに所属する誘致関係者だけでなく、子どもを含む一般市民に広くILC計画を知ってもらおうと企画。出発を前に20日、水沢区星ガ丘町の奥州宇宙遊学館で事前学習会が開かれ、ILCや素粒子研究に関する予備知識を学んだ。
 ツアーの行程に関する説明後、いわてILC加速器科学推進会議の小野寺喜美男さんが、KEKの施設概要やそこで行われている研究の内容について解説した。
 ツアー一行は25日朝、バスで水沢を出発。初日はKEKや宇宙航空研究開発機構(JAXA)つくば宇宙センターなどを見学。翌日は東京都江東区の日本科学未来館などを訪れる。
写真=KEKの施設概要の説明に耳を傾けるツアー参加者たち
トラックバックpingアドレス http://ilc.tankonews.jp/modules/d3blog/tb.php/98

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動