人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市西部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC誘致の是非 重要局面(文科省あす見解説明へ)

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tanko 2019-3-6 9:40
 北上山地が有力候補地となっている素粒子実験施設、国際リニアコライダー(ILC)の誘致について文部科学省は7日、東京大学ダイワユビキタス学術研究館で開かれるILC関連の国際会議で、現時点でのILC計画に対する見解を示す。同日午前9時からの会議開始早々に、文科省研究振興局の磯谷桂介局長、または同局担当の千原由幸・大臣官房審議官が説明するとみられる。素粒子物理学会と政界、候補地の地元自治体、経済団体などを巻き込んだ誘致運動は、重要局面を迎えようとしている。

 東京大で7日に始まるのは、国際将来加速器委員会(International Committee for Future Accelerators=ICFA)、リニアコライダー国際推進委員会(Linear Collider Board=LCB)、大型加速器計画に関する財政担当者会合(Funding Agencies for Large Colliders=FALC)の合同会議。会議のホームページによると、欧州原子核合同研究機構(CERN)のファビオラ・ジアノッティ機構長ら12カ国から41人が出席する予定だ。
 文科省は報道機関に対し、7日午前10時から会議会場となる同研究館内で磯谷局長または、千原審議官による取材応対の場を設けると伝えている。このことから、研究者側への見解説明は、午前9時から始まるLCBの会議の場で行われるのが濃厚だ。
 柴山昌彦文科相は5日、閣議後の定例会見で「事務方から現時点の見解を示す予定」と述べるにとどめ、見解の内容や誘致の是非を明確にするか否かについて、「詰めの段階なので紹介は差し控える」とした。
 研究者側は、7日午後5時45分から東京大山上会館で会見を開く。ICFAのジェフリー・テイラー議長(メルボルン大教授)、LCBの中田達也委員長(スイス工科大ローザンヌ校教授)、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の山内正則機構長が応対する。
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