人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市西部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC意思表明「慎重に」(慎重派の市民団体が柴山文科相へ要請文 )

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tanko 2019-3-1 14:10
 素粒子実験施設「国際リニアコライダー(ILC)」の北上山地誘致に慎重な姿勢を示している、一関市の「ILC誘致を考える会」(千坂げんぽう、原田徹郎共同代表)は、ILC計画推進につながる政府の意思表明は慎重に行うよう、柴山昌彦文部科学大臣に要請した。2月27日付で柴山大臣に文書を郵送した。
 同会は、一般市民に対するリスク説明の不十分さや、子どもたちを利用したPR活動に対する批判など従来の主張に加え、大規模地震発生の懸念も新たに指摘。今後30年間、宮城県沖などでマグニチュード7〜8程度の巨大地震が90%の確率で発生するとした同26日の政府・地震調査委員会の見解に基づくものだ。
 原田共同代表は、一般市民への説明が依然として不足している点のほか、放射性物質「トリチウム(三重水素)」の発生と、管理体制に対する不安の声が大きいと強調。「『考える会』は反対運動を前提で立ち上げたわけではないが、今月7日が期限とされる政府判断の内容いかんによっては、この先の行動を検討する場面も出てくるかもしれない」と話している。

※千坂氏の氏名の漢字表記は、山へんに諺のつくりで「げん」。峰で「ぽう」
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