地域が変わるチャンス (青年団体がつくば市視察)
- 投稿者 :
- tanko 2013-4-16 9:20

視察は江刺、水沢、一関の3JCが主催。奥州、一関両商工会議所の青年部や沿岸部の青年団体も含め、��人が参加した。
一行はKEKで素粒子研究の概要の説明を受けたほか、開発中のILC関連装置を見学。翌12日はつくば市役所で、まちづくりの概要や研究都市としての現状などの説明を受けた。
及川理事長は「KEKは非常に広大な施設で、研究やメンテナンス以外にもさまざまな仕事があることが感じ取れた。ILCはこれ以上の規模の施設になることからも、地方にある一企業であっても、取り組めることはたくさんあるのでは」と感じたという。
まちづくりや研究者の受け入れ態勢については「そんなにおびえたり、足りない点を悲観したりする必要はない」と及川理事長。「高い能力を持った外国人が地域に住むという点から、とんでもないハイレベルな生活環境の構築を求められるような印象を受けている人も多いと思う。しかし大事なのは、心から迎え入れる姿勢。一人一人の力でできることをやれば相手にも気持ちが伝わるはずだ」と強調する。
及川理事長は「青年団体の組織枠や地域枠を乗り越え、また行政とも連携しながら、地域の将来を考えなくてはならない。今回の視察は、そのいいきっかけになった」と話している。
写真=ILC用の装置を視察する青年団体メンバー(江刺JC提供)