人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

誘致機運 全県に拡大(市町村級の議連設立へ)

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tanko 2013-4-12 9:00
 ILC誘致に向けた活動が活発化する中、水沢区内のホテルで11日に開かれた本年度県市議会議長会(会長・村田芳三盛岡市議会議長)定期総会で、「ILC誘致推進市町村議会議員連盟」立ち上げに向けた提案が全会一致で了承された。今後の対応は村田議長に一任。町村議会議長会との協議などを進め設立を目指す。ILCの国内誘致を巡っては、国会や県議レベルの誘致議連が発足しており、12日には岩手県議会などが省庁要望する。研究者や一部関係自治体を中心に進められていた誘致活動は、全県の市町村レベルにまで広がる勢いをみせている。

 市町村議会級の誘致議連の立ち上げは、ILC建設候補地周辺の一関、奥州、陸前高田、金ケ崎、平泉の5市町議会の間で検討されていた。
 定期総会の議案審議終了後、一関市の菅原啓祐議長は出席者に、5市町議会での協議経過などを説明。「国内候補地の一本化については、7月ころに決定する見込み。誘致活動は、今まさに正念場を迎えている。東北の将来が大きく左右される重大な局面を迎えており、県内の市町村議会議員が結集して、北上高地への誘致実現に向け、その一翼を担っていきたい」と考えを述べ、全県的な組織の立ち上げに理解を求めた。
 その上で、会長を務める盛岡の村田議長に対し、県町村議会議長会(会長・田村繁幸一戸町議会議長)との協議などを要請。村田議長は「趣旨は賛成。市議会議長会はまとまっており、町村議長会長と話す機会をつくっていきたい。一任してほしい」と話し、全会一致で了承した。
 町村議長会との協議は今月23日に行われる予定で、発起人的な立場にある5市町議長も出席し趣旨を説明。賛同が得られれば、全県の市町村議会議員に参加を呼び掛け、誘致推進に向けた動きを広げていく考えだ。
 一関の菅原議長は取材に対し「全県の議員に賛同してもらえるとありがたい」と話した。

写真=「ILC誘致推進市町村議会議員連盟」の設立に向け、経過説明する一関の菅原啓祐議長
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