人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC推進室長に瀬川達雄氏(奥州市人事異動)

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tanko 2018-3-21 11:00
 奥州市は20日、2018(平成30)年度定期人事異動を内示した。総務企画部長に新田伸幸都市整備部長(58)を充て、部長級ポストの総務企画部参事兼ILC推進室長兼元気戦略室長に瀬川達雄監査委員事務局長(56)を起用する。情報施策の多様化に対応するため同部総務課内に情報政策室を新設するほか、業務の効率化を図り組織の統合も進める。異動規模は前年度より11人多い400人。発令は4月1日付。

 小沢昌記市長の3期目の任期がスタートし、4月からの新年度は市総合計画によるまちづくりが2年目に入る。旧5市町村合併から�q年が経過しており、市民と行政の協働による力を市の発展のエネルギーにしたい考え。
 人事異動に当たっては、重点政策課題や高度化する情報政策などに対応できる組織体制構築を図る。新設する情報政策室は4人の専任職員を配置し、自治体クラウド導入やマイナンバー制度などに対応する。業務の効率化を図る統合では、▽財務部税務課諸税係を市民税係に統合(4係→3係体制に移行)▽教育委員会事務局教育総務課学校建設推進室を同課施設係に統合▽前沢、衣川両総合支所市民環境課納税係を同課市民係に統合(3係→2係体制に移行)▽胆沢総合支所市民環境課納税係と国保係を同課市民係に統合(4係→2係体制に移行)――とする。
 異動を内示した400人のうち、異動・昇任は328人(部長級11人、課長級31人)、新規採用は38人(人事交流や再任用含む)、退職は34人。昇任者(医師除く)は部長(参事)級6人、課長(主幹)級14人(うち女性3人)、課長補佐(副主幹)級19人(同8人)、係長(主査)級17人(同8人)。

写真=瀬川達雄氏
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