人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

衣装に見るお国柄、踊りや料理を堪能 (金ケ崎町国際交流協会)

投稿者 : 
tanko 2018-2-19 10:20
 金ケ崎町国際交流協会主催の「金ケ崎de(で)世界のTea Party(ティー パーティー)」は18日、町中央生涯教育センター多目的ホールで開かれた。親子連れや協会員ら約80人が集まり、各国の食や伝統衣装、踊りなど文化に触れるとともに、フェアトレードの取り組みを通して、途上国などの就労についても考えた。
 外国出身者や海外在住経験者らと交流しながら、食や文化に触れる恒例イベント。今年は、インドネシア・ジャワ島出身のアユ・イスカンダル・阿部さん(48)=盛岡市在住=をゲストに迎え、インドネシア舞踊や民謡を堪能。イスカンダルさんは「力強くも美しさもセクシーさもあるのがインドネシア舞踊の魅力。間近で楽しんでほしい」と伝統の舞で参加者を魅了した。
 会は、同協会英会話クラス受講生らによる歌とハンドベル演奏で幕開け。冬季五輪開催中の韓国のチマチョゴリや、服として着るだけでなくターバンやバッグ、おんぶひもと多彩な機能を発揮をする東アフリカのカンガなど、彩り豊かな伝統の衣装をファッションショーで身近にした。
 同協会では、途上国などで生産される商品を適正価格で購入することで、就労の機会を提供し自立を支援するフェアトレード活動に理解を深めてもらおうと、さまざまな機会を捉えてPRしている。同日も、フェアトレード商品を使ったカレーやデザートなどを紹介したほか、食品や雑貨を販売し、フェアトレード商品の魅力も伝えた。

写真=色鮮やかな民族衣装のファッションショーなどを通して、国際理解につなげた「金ケ崎de世界のTea Party」
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