人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

台湾東部大地震 復旧支援への善意続々

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tanko 2018-2-14 19:40
 台湾東部で発生した大地震を受け、奥州市国際交流協会(佐藤剛会長)と奥州市水沢地域交流館(アスピア、藤原佐和子館長)は、奥州市水沢区吉小路の同館ロビーに、地震被災地支援の募金箱を設置した。現在、市民の善意を募っている。

 地震は7日未明(現地時間6日午後11時50分)に発生した。台湾東部の花蓮沖が震源。地震の規模を示すマグニチュードは6.4で、花蓮市を中心に建物倒壊などの被害が出た。9日午前時点で、死者10人、負傷者276人、行方不明者7人に上っているという。現地では、懸命な救出活動が展開されている。
 同協会では7日に募金箱を設置。同協会事務局の藤波大吾さん(35)は「東日本大震災のときに、台湾からは200億円余りの義援金が送られ大変に助けられたことへの恩返し」とし、「後藤新平以来台湾との交流は深く、当協会の医療通訳ボランティアにも市内在住の台湾出身者3人に参加してもらっている。大切な関係にあるだけに、少しでも力になればと、すぐに設置した」と説明。協力を呼び掛ける。
 同協会は今後、1カ月をめどに募金の送り先を検討し、寄付金を現地に届ける予定。

写真=台湾・花蓮を襲った大地震への援助を呼び掛けて設置された募金箱
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