人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC関連費 倍増へ 新年度の政府予算案で1.5億円増の2.6億円

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tanko 2017-12-23 11:20
 政府の2018(平成30)年度一般会計予算案が22日、閣議決定された。総額97兆7128億円で過去最大。このうち、国際リニアコライダー(ILC)関連には、概算要求通り2億6000万円が計上された。
 県科学ILC推進室などによると、ILC計画実現に向けた予算は文部科学省の「次世代加速器要素技術開発費」として計上。本年度の1.1億円に対し、倍以上の規模となる。
 このほかにもILC関連装置の研究開発拠点となっている高エネルギー加速器研究機構(KEK)の運営交付金内にも、関係する予算が計上されたとみられ、総額で約4億円余りが投じられる見通しという。
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