人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

「市の再生に全力傾注」 前奥州市議の佐藤洋氏・市長選出馬を正式表明

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tanko 2017-12-19 10:40
 前奥州市議の佐藤洋氏(63)は15日、任期満了に伴い来年2月25日に告示される市長選に出馬することを正式表明した。子育て環境の充実や人口対策、市財政の再点検による財源確保、市政の透明化を掲げ、「力強い奥州市の再生に全力を傾注したい」と決意を述べた。
 水沢区寺小路の後援会事務所で会見。無所属の出馬を見込み、政党推薦などは支援者らと今後協議する。
 待機児童ゼロや学校施設整備を含む子育て環境の充実、産業振興による就労確保を図る人口対策を挙げ、政策推進に向け「市財政を再点検し財源の確保に全力を尽くす」とした。
 現市政に対しては、情報公開や説明責任を果たすことを市議としてこれまで訴えてきたとし、「最も重視するのは市政の透明化、市民に見える市政の展開」と強調した。
 有識者会議の3師会(奥州医師会、奥州歯科医師会、奥州薬剤師会)不参加などの課題を抱える新市立病院移転新築に関わっては「耐震化、老朽化もあり建設は必要」とし、現状は「医療提供者との対話不足、市民への説明不足、県との調整不足によりあるべき方向性を見失っている。行政の決定力と判断力のなさが招いた結果」と論じた。
 「市民12万人余の英知を結集し力強い市の再生を目指す。とりわけILC(国際リニアコライダー)誘致は市のパワーが試されている」と指摘。「パワーアップ奥州」と力を込め、「市の持つ底力を形あるものにするためには、力強いリーダーシップを持つ真のリーダーが求められている。市の再生に全力を傾注したい」と訴えた。
 市長選にはこれまでに、現職小沢昌記市長が3選出馬を表明。対抗馬擁立を探る動きはあるものの、具体化には至っていない。

 佐藤 洋氏(さとう・ひろし) 早稲田大卒。1978(昭和53)年に旧水沢市役所入りし、奥州市総務部財政課長、同市健康福祉部長などを経て2014(平成26)年3月に奥州市議会議員に初当選。議会改革委員会委員や百条委員会委員長などを務め、今年11月に議員辞職した。水沢区東大通り3丁目。

写真=市長選への出馬を表明する佐藤洋氏
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