人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

人材育成へILCモデル校(岩手県が水沢など4高校指定)

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tanko 2017-7-22 9:30
 岩手県は、北上山地が有力候補地となっている素粒子実験施設「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致実現を見据え、ILCで活躍できる人材を育成するため、水沢高など県立高校4校をILC推進モデル校に指定した。
 指定校は、水沢高のほか、盛岡一高、花巻農高、一関一高。ILCに関する課題研究などを実践している、またはILCを担う人材育成に取り組もうとしている高校を選定した。
 水沢高では、ILC関連装置の研究開発を実施している高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)などへの訪問を実施する予定。盛岡一高は大学教授による講演会など、花巻農高は外国農産物の栽培研究など、一関一高は建設候補地の見学などをそれぞれ計画している。
 各校の事業実施経費に関しては、1校当たり500万円を上限に県が予算計上している。
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