人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

夢託し描くILC(絵画コンクール入賞児童を表彰)

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tanko 2017-1-24 15:30
 岩手県県南広域振興局(堀江淳局長)主催の本年度ILC(国際リニアコライダー)絵画コンクールの表彰式・展示会が22日、奥州市水沢区佐倉河の市文化会館(Zホール)で行われた。堀江局長から最優秀賞と優秀賞の受賞者に賞状が手渡され、ILC完成後の岩手を担う世代が思い描いた作品の世界観を高く評価するとともに、ILCへの関心の高まりに期待した。
 ILCの普及や誘致機運を盛り上げようと、県南地域や宮城県気仙沼市の児童を対象に実施。胆江2市町を含む同振興局管内の8市町と8市町教育委員会、気仙沼市と同市教委が共催した。2回目となる今コンクールには6市町26校から低学年(1〜3年)の部87点、高学年(4〜6年)の部177点の計264点の応募があった。
 作品は、堀江局長や高エネルギー加速器研究機構(つくば市)の高橋理佳さん、奥州市立若柳幼稚園の武田成喜園長、イラストレーターのたぐさんが審査。最優秀賞、優秀賞、佳作、審査員特別賞の合わせて36点を選んだ。
 講評で武田園長は「小学生のみなさんがILCに対して大きな思いを持っていると感じた。どの作品もみずみずしい個性にあふれている」。たぐさんは「ILCは絵にするには難しいテーマだが、キャッチコピーをうまく使いポスターとして仕上げていたのが良かった」と頑張りをたたえた。
 胆江地域の入賞者のうち、優秀賞を受賞した奥州市立江刺愛宕(えさしおだき)小6年の利府奏君(12)は、作品への取り組みをきっかけにILCについて勉強。「ILCの実験内容を表現しようとイメージは早い段階でまとまったが、実際に絵で表現するのが難しかった」と話し、「自分が住んでいる地域にILCができたら、地域がすごく発展しそう」と瞳を輝かせた。
 入賞作品の展示会は、今月28〜29日に花巻市下小舟渡のイトーヨーカドー花巻店展示スペース、2月4〜5日には一関市大手町の一関市立図書館でも開かれる。

写真=ILC絵画コンクールで最優秀、優秀賞を受賞した児童ら
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