人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

地元準備「ここ5年」重要性を強調(岩手県推進室長が奥州市議会で講演)

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tanko 2016-9-23 10:30
 奥州市議会の「ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員会」(渡辺忠委員長、議長を除く全議員で構成)の第12回会合はこのほど、市役所本庁で開かれた。県政策地域部科学ILC推進室の佐々木淳室長が講演し、国際リニアコライダー(ILC)建設に関わる想定スケジュールを示しながら、建設候補地として「ここ5年での準備」の重要性を強調した。
 佐々木室長は「ILC建設計画に向けた岩手県の戦略について」と題し、国や県の動きを紹介。ILC実現に向けた今後の取り組みについて、外国人が安心して住める受け入れ環境整備のほか、拠点としての東北ILC準備室との連携や、加速器関連産業への地元企業の参画促進、効果的な普及啓発を挙げた。
 政府決定や国際合意形成など各項目を盛り込む想定スケジュールを示し、「地元として準備するのは、ここ5年を一定の見通しとして動く必要がある」と指摘。例えば、多文化共生社会構築は外国人観光客の呼び込みにもつながるとし、ILCを契機とした取り組みの波及効果へも理解を促した。
 市議からは、国際的・国内的に考えられる費用負担、地元農業との関わりについての質問があった。農業について佐々木室長は、現在の農業・農村景観の維持が大切としたほか、農産物の販路拡大などに期待した。

写真=県科学ILC推進室の佐々木淳室長が講演した、市議会ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員会
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