人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

周知活動も着々 ILC出前授業スタート

投稿者 : 
tanko 2016-5-28 12:10

 国際リニアコライダー(ILC)計画について、候補地の地元に暮らす児童や生徒たちに理解を深めてもらう「出前授業」は27日、本年度事業が奥州市立水沢南小学校(佐藤良校長)を皮切りにスタートした。
 同日は5年生の児童88人が授業を受けた。奥州市ILC推進室の高橋秀和主任らが講師を務め、動画による説明やクイズを通して国際的なプロジェクトの一端を紹介した。
 奥州市が実施する本年度出前授業は、小学校が水沢南小を含め13校、中学校が11校で予定されている。小学校は同推進室職員が講師を務めるが、中学校はNPO法人イーハトーブ宇宙実践センター(大江昌嗣理事長)に事業委託している。
 一方、県南広域振興局(堀江淳局長)では、奥州、一関両市を除く管内市町での出前授業を27日にスタートさせている。奥州市内中学校と同じく、同NPO法人に委託しており、金ケ崎中学校では11月14日に行う予定だ。

写真=ILC計画の話に耳を傾ける児童たち(市立水沢南小学校)
トラックバックpingアドレス http://ilc.tankonews.jp/modules/d3blog/tb.php/479

当ホームページに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての著作権は胆江日日新聞社に帰属します。
〒023-0042 岩手県奥州市水沢柳町8 TEL:0197-24-2244 FAX:0197-24-1281

ページの先頭へ移動