人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

3月9日ILCシンポ 江刺を会場に

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tanko 2013-2-28 19:10
 市は、3月9日午後1時半から江刺体育文化会館(ささらホール)で「国際リニアコライダー(ILC)シンポジウムINおうしゅう」を開く。江刺区東部の北上山地が有力候補地となっているILCについて、市民の誘致意欲を高める狙い。多くの来場を呼び掛けている。
 市と市ILC推進連絡会議が主催する。市民や企業、各種団体から約800人の参加を見込んでいる。
 当日は、ILC国際共同設計チーム・アジア地区ディレクターで、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の横谷馨名誉教授が「ILCができたら?」と題し基調講演する。
 「ILCで、こんな奥州市を創りたい!」と題したパネルディスカッションも繰り広げる。パネリストは▽県の大平尚・首席ILC推進監▽県立水沢高校2年の軍司啓宏君▽千田精密工業?の千田ゆきえ取締役▽市国際交流協会の佐藤剛会長▽小沢昌記市長――の5人。横谷名誉教授もアドバイザーとして参加する。
 事前申し込みは不要。またシンポジウムの様子はインターネットを通じて中継する予定で、横谷名誉教授への質問事項を書き込むこともできる。詳細は市公式ページ内のシンポジウム告知欄を参照。問い合わせは市政策企画課(電話0197・24・2111、内線415)。
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