人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC研究の核心部分を解説(6月6日、仙台で講演会)

投稿者 : 
tanko 2015-5-23 12:10
 国際リニアコライダー(ILC)で進められる研究やその目的を詳しく解説する一般講演会「宇宙の素粒子の謎を解き明かす最先端の3次元半導体検出器」は、6月6日午後1時半から仙台市青葉区一番町のエルパーク仙台(141ビル6階)で開かれる。入場無料。
 講師は東北大大学院の山本均教授、高エネルギー加速器研究機構の新井康夫教授、京都大学の鶴剛教授。宇宙の始まりや進化の謎に迫るための手法や、検出器の特徴などに触れる。ILCを使い、質量を与える素粒子「ヒッグス粒子」の正体をどのようにして解明するか、分かりやすく紹介する。
 聴講希望者は、講演会案内ホームページ http://epx.phys.tohoku.ac.jp/soipix2015/ から入手できる応募用紙に必要事項を記入し申し込む。定員は230人。当日、空席があった場合は申し込みしなかった人でも聴講できる。
 問い合わせは、東北大学大学院素粒子実験グループの石川明正さん(電話022・795・7730)へ。
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