人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

加速器関連産業参入へ連携(6月8日、いわて研究会発足へ)

投稿者 : 
tanko 2015-5-23 12:10
 「いわて加速器関連産業研究会」の設立総会とセミナーは、6月8日午後2時半から盛岡市のホテルルイズで開かれる。国際リニアコライダー(ILC)誘致を見据えた県内企業の加速器関連産業参入を産学官連携で後押しする。
 同研究会の設置は、今年2月に同市で開かれた加速器関連産業参入セミナー(県、いわて産業振興センター主催)の席上、県が提案。製造系を中心とした地元中小企業がILC関連装置や付随施設の整備・建設に参入できるよう、産学官の連携強化を図る。
 当日は設立総会後、東北経済連合会(東経連)ビジネスセンターの西山英作所長が「東経連加速器関連産業戦略ビジョン」について、東北大や岩手大の客員教授を務める吉岡正和氏が「加速器産業を日本の成長戦略に!」と題しそれぞれ講演する。加速器関連産業への参入や産学官連携事業に関心がある企業、行政の関係者らの参加を呼び掛けている。終了後は交流会(会費4000円)を予定している。
 セミナー参加希望者は同8日までに、同センターものづくり振興グループ(電話019・631・3825)へ。研究会の入会申し込みや問い合わせは、県庁科学ILC推進室(電話019・629・5203)。
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