人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC誘致へ各種事業 外国人市民支援も一層(奥州市国際交流協会)

投稿者 : 
tanko 2015-5-16 12:20
 奥州市国際交流協会(佐藤剛会長)は本年度、「実用的、実践的」をテーマに国際リニアコライダー(ILC)誘致の実現や市内在住の外国人支援事業などを展開する。15日、水沢区吉小路の水沢地域交流館(アスピア)で総会を開き、事業計画を承認した。
 計画によると、▽コミュニケーション支援事業▽生活支援事業▽地域づくり事業▽アスピアの管理運営――など大別して4事業を実施する。
 このうち、地域づくり事業のILC誘致推進関連では、ILCサポート委員会の活動支援や外国人市民増加を見越した県立胆沢病院での英語研修会の開催、外国人向けに奥州市を紹介する動画「Oshu For You」制作の協力などを掲げた。
 総会には、役員ら約20人が出席。佐藤会長は「ILCはまだ可能性の段階だが、市に縁がある外国人の皆さんの協力を得ながら実現に向けて動いている」とあいさつ。「昨年度は多くの事業がうまく花開いた。本年度はより具体的に進んでいく。皆さんの協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

写真=国際交流協会の総会であいさつする佐藤剛会長
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