ILC誘致へ まちづくりビジョン(奥州市・年内策定の方針) 市議会は議連設立
- 投稿者 :
- tanko 2015-3-24 9:40
"ILC City Planning Vision and Oshu City`s Plans for Financial Year 2015 (Oshu City Council "Association for Bringing the ILC")"
In English http://www.city.oshu.iwate.jp/htm/ilc/english/news.viewer.html?prm=2015032400
奥州市は、ILC(国際リニアコライダー)誘致を意識したまちづくりビジョンの策定支援業務を?都市計画設計研究所(東京都新宿区)に委託、12月に策定する方針だ。23日開かれた市議会ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員会(渡辺忠委員長、議長除く全議員27人で構成)で示した。
(若林正人)
同ビジョンは、市民と話し合いながら策定する「ILCを奥州市のまちづくりに生かすための地域の将来像」と、具体的な候補地を想定した上で策定する「メーンキャンパス(中央研究所)候補地として提案するためのキャンパスデザイン」で構成される。市は、専門的な立場で助言するアドバイザーを委嘱するなどしてビジョン策定を推進。ILC関連の計画立案の実績のある同社に策定支援を委託し、基礎資料の作成などを求めている。
市は、ILC関連の新年度事業計画に関して、同ビジョン策定に加え、ILC計画の周知、受け入れ機運の醸成や、ILC実現を見据えた環境整備を基本に進める方針。同調査特別委で及川健ILC推進室長は、市内児童対象のポスターコンクールの実施や、岩手大と連携した普及啓発グッズの作成などを予定しているとした。
小沢昌記市長は同調査特別委の冒頭、「国の動向を見守る状況にあるが、岩手、東北のILC推進協の各団体と十分に協議するのを前提に、市としても進めるべきはちゅうちょなく進めたい。市民の切望するILCであることを内外に広く周知することが重要。2015年度が一つの大きなヤマ場と捉えている」とあいさつした。
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市議会も一丸 議連設立(岩手県内市町村議で初)
国際リニアコライダー(ILC)の北上山地への誘致実現を目指し、奥州市議会は23日、任意団体・ILC誘致推進議員連盟を立ち上げた。全議員28人が賛同し、設立総会で市議会ILC調査特別委員長の渡辺忠氏(奥和会)を会長に選んだ。同議連は当面、ILC関係の特別委を設置済みの盛岡、一関両市議会に連携を呼び掛けたり、奥州市国際交流協会と懇談したりしながら実現への動きを加速させる。
議会事務局によると、ILC関連の議員連盟は県議会では設置されているが、県内市町村議会で立ち上げたのは奥州市が初めてという。
設立総会には全議員が出席し、副会長に小野寺重副議長、幹事長に同調査特別委副委員長の佐藤郁夫氏(市民クラブ)を選任。幹事7人や監事2人は各会派などから選んだ。
同議連は規約上、賛同した議員で構成。総会では規約や役員体制を決めたほか、新年度事業として
1…県議会や県内各議会、関係機関・団体との連携
2…国会議員らへの訪問
3…開発構想の各エリア(研究機関・産業集積・交流住居・コミュニティーエリア)研究
4…宣伝活動
などを計画した。役員の任期は2年で、事務局は市議会内に置く。年会費は1人5000円。
渡辺会長は「地域の皆さまにも呼び掛けしながら進めたい。まずは機運を高めることが大切。ILCを誘致した場合のさまざまな絵を描きながら、まちづくりの発端となるものをつくり上げたい」とあいさつした。
写真=市議会国際リニアコライダー誘致推進議員連盟の設立を宣言する渡辺忠氏
In English http://www.city.oshu.iwate.jp/htm/ilc/english/news.viewer.html?prm=2015032400
奥州市は、ILC(国際リニアコライダー)誘致を意識したまちづくりビジョンの策定支援業務を?都市計画設計研究所(東京都新宿区)に委託、12月に策定する方針だ。23日開かれた市議会ILC誘致及び国際科学技術研究圏域調査特別委員会(渡辺忠委員長、議長除く全議員27人で構成)で示した。
(若林正人)
同ビジョンは、市民と話し合いながら策定する「ILCを奥州市のまちづくりに生かすための地域の将来像」と、具体的な候補地を想定した上で策定する「メーンキャンパス(中央研究所)候補地として提案するためのキャンパスデザイン」で構成される。市は、専門的な立場で助言するアドバイザーを委嘱するなどしてビジョン策定を推進。ILC関連の計画立案の実績のある同社に策定支援を委託し、基礎資料の作成などを求めている。
市は、ILC関連の新年度事業計画に関して、同ビジョン策定に加え、ILC計画の周知、受け入れ機運の醸成や、ILC実現を見据えた環境整備を基本に進める方針。同調査特別委で及川健ILC推進室長は、市内児童対象のポスターコンクールの実施や、岩手大と連携した普及啓発グッズの作成などを予定しているとした。
小沢昌記市長は同調査特別委の冒頭、「国の動向を見守る状況にあるが、岩手、東北のILC推進協の各団体と十分に協議するのを前提に、市としても進めるべきはちゅうちょなく進めたい。市民の切望するILCであることを内外に広く周知することが重要。2015年度が一つの大きなヤマ場と捉えている」とあいさつした。
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市議会も一丸 議連設立(岩手県内市町村議で初)
国際リニアコライダー(ILC)の北上山地への誘致実現を目指し、奥州市議会は23日、任意団体・ILC誘致推進議員連盟を立ち上げた。全議員28人が賛同し、設立総会で市議会ILC調査特別委員長の渡辺忠氏(奥和会)を会長に選んだ。同議連は当面、ILC関係の特別委を設置済みの盛岡、一関両市議会に連携を呼び掛けたり、奥州市国際交流協会と懇談したりしながら実現への動きを加速させる。
議会事務局によると、ILC関連の議員連盟は県議会では設置されているが、県内市町村議会で立ち上げたのは奥州市が初めてという。
設立総会には全議員が出席し、副会長に小野寺重副議長、幹事長に同調査特別委副委員長の佐藤郁夫氏(市民クラブ)を選任。幹事7人や監事2人は各会派などから選んだ。
同議連は規約上、賛同した議員で構成。総会では規約や役員体制を決めたほか、新年度事業として
1…県議会や県内各議会、関係機関・団体との連携
2…国会議員らへの訪問
3…開発構想の各エリア(研究機関・産業集積・交流住居・コミュニティーエリア)研究
4…宣伝活動
などを計画した。役員の任期は2年で、事務局は市議会内に置く。年会費は1人5000円。
渡辺会長は「地域の皆さまにも呼び掛けしながら進めたい。まずは機運を高めることが大切。ILCを誘致した場合のさまざまな絵を描きながら、まちづくりの発端となるものをつくり上げたい」とあいさつした。
写真=市議会国際リニアコライダー誘致推進議員連盟の設立を宣言する渡辺忠氏