人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

関連部品の陸揚げ想定 港湾機能を把握(LCC幹部が来月視察)

投稿者 : 
tanko 2014-12-28 11:40
Observing Port`s Capabilities for Unloading ILC-Related Parts (LCC Leaders to take Observation Tour in January)
In English http://www.city.oshu.iwate.jp/htm/ilc/english/news.viewer.html?prm=2014122800

 国際リニアコライダー(ILC)計画を推進する国際研究者組織リニアコライダー・コラボレーション(LCC)は1月13日、一関市や宮城県気仙沼市を視察。北上山地に特化した設計に向けた作業の推進に役立てる。
 県ILC推進室や関係者の話によると、視察に訪れるのはLCC最高責任者のリン・エバンス氏(インペリアル・カレッジロンドン教授)ら9人。JR一ノ関駅から気仙沼商港へと向かい、ILC建設候補地周辺などを視察する。
 ILC関連部品は国内外各地で製造することを想定しており、海路による輸送も考えられる。今回は、候補地に近い場所にある港湾施設の現状を把握し、陸揚げ能力などを把握するのが目的とみられる。
 視察翌日の14日は、仙台市内で東北ILC推進協議会の代表を務める里見進・東北大学総長、高橋宏明・東北経済連合会会長への表敬訪問や関係者との意見交換会などが予定されている。
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