人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

児童製作ジオラマやILC関連コーナーも(22日から鉄道フェスタ)

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tanko 2014-11-16 15:10
 岩手鉄道模型仲間の会(佐藤徳代会長、会員27人)主催の「鉄道フェスタ2014」は22日から2日間、市文化会館(Zホール)で開かれる。同会会員の指導を受け小学生らが初めて製作したジオラマ(立体情景模型)を披露するほか、国際リニアコライダー(ILC)と鉄道との関連を紹介する企画コーナーなども設ける。入場無料。
 本県を中心とした鉄道模型愛好者で結成する同会。同フェスタは毎年恒例のイベントとして、ファミリー層や鉄道ファンの人気を集めている。
 今回は、市水沢少年少女発明クラブ(佐藤剛会長)が創立30周年を記念し製作したジオラマ作品を初披露。今年7月、同会会員の指導を受け、発明クラブ会員の児童たちが作成した。
 ILCのPRコーナーでは、鉄道とILCの関連性について取り上げる。上越新幹線のトンネル工事で日本初採用となった技術が、ILCでも使われる方針であることなど、さまざまな話題を提供。ILC計画に携わる研究者の一人で、鉄道ファンでもある広島大学の栗木雅夫教授によるコラムや特別メッセージも紹介する。
 メーンとなる鉄道模型の運転展示では、開業50周年を迎えた東海道新幹線や在来線、路面電車、海外の鉄道車両などが所狭しと走行。1日4回、会場内を暗くする「夜間運転」も実施する。
 このほか、三陸鉄道の全線復旧までの道のりを紹介するパネル展や駅弁、鉄道グッズ、車両部品などの販売コーナーも設ける。
 開場時間は、午前10時から午後5時。23日は午後4時まで。問い合わせは同仲間の会事務局(電話090・2957・1379)へ。

写真=鉄道フェスタで披露される、発明クラブ会員児童作のジオラマ
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