人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

水沢江刺駅周辺「ILCの玄関口にふさわしい」(奥州市議会で小沢市長)

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tanko 2014-6-11 19:40
 市議会6月定例会は10日、一般質問で再開。今野裕文(共産党)菊池利美(新世会)菅原圭子(同)広野富男(市民クラブ)千葉悟郎(同)の5氏が市当局の見解をただした。
 菊池氏はJR水沢江刺駅の無料駐車場について「観光客を迎え入れるには手狭であり、通勤客らも他の新幹線駅を利用するようになる」と述べ、増設の可能性を尋ねた。
 市設置の無料駐車場は駅開業に伴い1985(昭和60)年に179台分を整備した。その後、459台分まで増設。2013年度の1日平均利用台数は464台となっている。
 小沢市長は「現状は駐車可能台数と平均利用台数は同程度で利用客の多い時期は一時的に不足することもある。民間駐車場との兼ね合いもあり、増設は利用状況をみながら検討したい」と答弁した。
 菊池氏の同駅周辺の開発計画をめぐる問い掛けに、小沢市長は「国際リニアコライダー(ILC)の動向も見ながら、市の玄関口としてふさわしい土地利用が図られるよう民間誘導も含め努力したい。駅名を変えてでもILCの拠点、玄関口であることを世界に向け標榜するぐらい価値がある場所だ」と述べた。
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