人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

「復幸」胸に、言行一致で ILCも積極的に 水沢青年会議所の新理事長・伊藤淳さん

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tanko 2013-2-16 19:20
 水沢の伝統行事「インディアン旗野球大会」などを手掛ける水沢青年会議所(JC)の第51代理事長として、会員47人を束ねる重責を担う。「仲間と共にこれまでの50年に感謝しながら、新たな歴史の礎を築きたい」と意欲を燃やす。
 昨年7月に公益社団法人に移行した水沢JC。税制上の優遇が受けられる一方、厳しい審査があり制約も多い中、今年も地域社会に根差した各種事業を展開していく。「公益性を意識するあまり、事業が硬直化したり萎縮したりしては本末転倒。地域にどう貢献できるのかを真剣に考え、議論していきたい」。会員個々のスキルアップや意識改革を促す。
 インディアン旗野球大会は、今秋で56回目の開催を迎える。2009(平成21)年の52回大会以降は出場資格を水沢区内から市内全域に広げ、青少年の健全育成を図るとともに、市の一体感も深めている。小・中学生混合による行政区対抗戦は全国的にも珍しいという。「親が見守る中、上級生が下級生を指導する。地域コミュニティーの醸成に役立つはず」とアピールする。
 陸前高田JCなどと協力しながら、東日本大震災に伴う被災地支援も継続する。「復興の歩みは遅々として進まないが、被災地のニーズは日々変わってきており、ミスマッチも起きている。効果的な支援の在り方を模索したい」。思い描くのは、被災者全員が幸せを取り戻す「復幸(ふっこう)」だ。
 広報誌「築く」の発刊ほか、より広い国際的視野に立ち、国際リニアコライダー(ILC)の誘致にも積極的に取り組んでいく。
 かつて優に100人を超えた水沢JCの会員数も、現在はピーク時の半数以下。事業を行う際に人手が足りない状況という。会員資格は20〜40歳であることのみ。「夢のある地域づくりを同年代と一緒に楽しんでもらえたら」と、気軽な入会を呼び掛ける。
 理事長の任期は今年末まで。「一言之信(いちげんのしん)」をスローガンに掲げ、言行一致を固く誓う。
 「5年後、10年後の未来に感動を与えられるような、地道な下地づくりにも励みたい。言葉にしたことは必ず行動に移す一年に」――。JCの三つの信条「修練」「奉仕」「友情」のもと、身を粉にする覚悟だ。
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水沢区出身。中学時代は野球部に所属し、キャッチャーで4番。岩手高を経て、現在は家業に入り、伊藤住建の専務取締役。2004年水沢JC入会、2011年に副理事長。趣味は野球以外に旅行。同区佐倉河。

(文化部・高橋悠)
 
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