人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

姉妹都市静岡県掛川市の公式訪問団 胆沢劇場を観劇(ILC計画も学ぶ)

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tanko 2014-2-24 14:10
 第30回奥州胆沢劇場「大堤祈りの松」を観劇するため、姉妹都市・静岡県掛川市の公式訪問団が奥州市を訪れている。一行は22日、水沢区内の観光名所や施設を見学。奥州の特色や文化に理解を深めた。
 合併して掛川市となった旧大東町と旧胆沢町が1985(昭和60)年に姉妹都市を締結。市町村合併に伴い一度は交流が途切れたものの、10(平成22)年2月に両市は姉妹都市締結を新たに結び、相互の市民劇場に市民が友情出演するなどして交流を深めている。掛川市から公式訪問団が訪れたのは11(平成23)年以来3年ぶり。
 一行は、伊村義孝副市長をはじめ市民ら10人。22日に到着し、水沢区の正法寺や産直来夢くん、奥州宇宙遊学館などを巡った。
 このうち、奥州宇宙遊学館では4次元宇宙デジタルシアターや国際リニアコライダー(ILC)建設計画に関する動画を視聴。同館を運営するNPO法人イーハトーブ宇宙実践センターの大江昌嗣理事長の案内で館内も見学し、奥州市が取り組む活動の一端に触れた。
 一行は胆沢区内で一泊し、23日朝に胆沢ダムを見学した後、胆沢文化創造センターで上演される胆沢劇場を鑑賞する。伊村副市長は「胆沢劇場は本当に楽しみ。掛川に戻ったら奥州の魅力を市民や市の職員たちに伝えたい」と話していた。
写真=奥州市を訪れている姉妹都市の掛川市公式訪問団一行ら
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