人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

生活環境つぶさに 広報担当が候補地視察(来月3、4日)

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tanko 2014-1-31 9:30
 国際リニアコライダー(ILC)の広報活動を展開している国内外の担当者が2月3、4の両日、奥州市など北上山地周辺を視察する。世界唯一の候補地に位置付けられている同山地の様子や周辺の生活環境について把握し、さまざまな機会を通じて情報発信するという。
 視察に訪れるのは「LC(リニアコライダー)コミュニケーター」を務める高橋理佳さん(高エネルギー加速器研究機構)、バーバラ・ワームベインさん(ドイツ電子シンクロトロン研究所)、ペリン・ロワイヤドゥジュさん(フランス国立核物理素粒子物理研究所)の3人。3日に一関市や気仙沼市、4日に奥州市を訪問する。
 奥州市内では、江刺区の阿原山や水沢区の国立天文台水沢VLBI観測所、同観測所敷地内の奥州宇宙遊学館などに足を運ぶ。候補地の様子に加え、商業施設なども見学し、周辺の生活環境についても把握する。
 LCコミュニケーターは、ILCなどに関する広報活動の担当者。研究開発やプロジェクトの進捗状況などをインターネットや広報紙などを通じて発信している。
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