人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

研究施設メリットは? 奥州市担当職員招き講演会(江刺区の広瀬6区)

投稿者 : 
tanko 2013-12-23 5:40
 江刺区の広瀬第6区自治会(後藤初男会長)は21日、地元の広瀬第6自治会館で「ILC講演会」を開いた。地域住民�y人が参加。奥州市ILC推進室の千葉雄飛主任が、ILC(国際リニアコライダー)の意義やメリットなどを説いた。
 江刺区東部がILCの建設候補地エリアに含まれることから、同区の住民としてメリットなどを知りたいと開催。後藤会長は「素粒子の研究などの大切さは分かるが、ILCができることでこの地域にどのような変化があるか、メリットとデメリットは何かなどを地元の住民として知っておかなければいけないと思った」と経緯を説明する。
 千葉主任はILCで行われる素粒子研究の意義や仕組みを説いた。建設に伴うメリットとして、着工から30年間で4.3兆円の経済効果があり、延べ30万人の雇用が生み出される点などを挙げた。
 地元住民としてできることとして、誘致実現に向けた機運を盛り上げてもらうことなどがあると解説。聴講した住民らに協力を求めた。
写真=ILCが地元に与えるメリットなどの解説を聞く住民ら
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