人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC国内候補地決定受け実現へ熱意アピール(小沢市長きょうKEK訪問)

投稿者 : 
tanko 2013-8-29 6:20
 国際リニアコライダー(ILC)の国内候補地が北上山地に決まったことを受け、小沢昌記市長は29日、茨城県つくば市の研究施設・高エネルギー加速器研究機構(KEK、鈴木厚人機構長)を訪問する。
 国内の素粒子物理学者らで構成するILC立地評価会議は今月23日、ILCの国内候補地を北上山地とする評価結果を発表した。KEKの鈴木機構長は、同評価会議の一員でもある。つくばキャンパス内ではILC関連装置の開発が進められている。
 奥州市ILC推進室によると、地域としてILC誘致に取り組む熱意をあらためてアピールするとともに、地元として今後進めるべきことなどについてアドバイスを得たいとの思いから、急きょ訪問を決めたという。
 同市と同様にILC誘致に取り組んでいる一関市の勝部修市長は、立地評価会議翌日の24日にKEKを訪問している。
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