人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

岩手県市議会議長会もILC誘致を要望

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tanko 2013-1-21 17:30
 岩手県市議会議長会(会長・村田芳三盛岡市議会議長)は、2月上旬に文科省や復興庁を訪れ、国際リニアコライダー(ILC)の東北誘致を要望する方針だ。ILCは北上山地と脊振山地(福岡、佐賀両県)の国内候補地2カ所から、今年7月までに1カ所に絞り込まれる見通し。正念場を迎え、本県の全13市議会が一丸となって誘致実現を目指す。
 議長会としての要望活動は、このほど一関市内で開かれた定期総会で、ILC誘致に関する奥州、一関両市議会の共同提出議案が承認されたことで具体化した。承認後、沿岸部の議長が「議長会として早めにILCの各種行動を起こすべき」と緊急提案し、了承された。
 これらを受け議長会は、2月上旬に上京して文科省、復興庁、社団法人国際経済政策調査会を訪問する予定。大臣や副大臣に対して直接要望できるかどうかを含め日程調整している。
 奥州、一関両市議会は議案の中で、宇宙の起源の解明に加え、医療、生命科学、情報通信などの進展にもつながる実験施設・ILCの東北誘致は、東日本大震災から復興する原動力になると指摘。国に対し、国家プロジェクトとして東北誘致を正式決定するよう求める内容となっている。
 奥州市議会の渡辺忠議長は「県市議会議長会が一体となって行動することになり、ありがたい。議長会として今後、ILC誘致に向けた行動をさらに盛り上げていかなければならないと思っている」と話す。
 ILCは世界に1カ所造られる。建設費約8000億円が見込まれる国際プロジェクトだ。2015年ごろまでに各国間で協議して建設地を決め、20年代後半に施設が稼働する予定。
 ILCをめぐり岩手、青森、宮城、福島の4県知事はこのほど、文科省や復興庁に対する大震災復興施策に関する要望の中で、東北誘致を実現させるよう求めた。
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