人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

いわて未来機構 ILC誘致へ緊急決議

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tanko 2013-6-25 8:40
 産学官連携組織・いわて未来づくり機構は24日、盛岡市内のホテルで本年度総会を開き、国際リニアコライダー(ILC)誘致を求める緊急決議を採択。7月の国内候補地決定に向け、産学官が東北誘致へ総力を結集することを確認した。
 総会には約100人が出席。共同代表の達増拓也知事は「本年度はILCの国内候補地の決定、国体開会の正式決定、三陸ジオパークの認定などが予定されており、復興の象徴となる取り組みが大きく進むと期待されている。機構は活動を一層充実させ、成果や実績を挙げるよう取り組む」とあいさつした。
 ILCの東北誘致を求める決議は「質量の起源とされるヒッグス粒子の詳細な性質解明など、宇宙誕生の謎を探究しようとする世界最高・最先端のビッグプロジェクトである。ILCの立地により、その地域には世界各国から第一線の優秀な人材と技術が集う国際学術研究都市が形成されることが考えられる」と施設への期待感に言及。
 東北への立地意義について「震災から立ち上がろうとする岩手にとって、単に震災前の状態に戻すのではなく、より豊かな地域社会を実現していくための大きな夢となり、確かな希望となる。東北の北上山地には震災の影響を全く受けることのなかった50kmにもわたる強固な花こう岩帯が存在し、地質調査においても活断層がないことが判明している。ILCの適地」と訴えている。
 総会に先立つラウンドテーブル(円卓会議)では、達増知事ら共同代表がILC誘致に対するそれぞれの取り組みを報告。復興の象徴として大きな期待感を示した。
(盛岡タイムス配信)
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