人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

測量技術を身近に(前沢でフェス)

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tanko 2013-6-11 11:40
 市測友会主催の測量フェスティバルはこのほど、前沢区のイオン前沢店駐車場で開かれた。最新機材の体験や、三角形の辺の長さを歩幅で測り面積を求めるクイズなどを用意。親子連れらでにぎわった。
 橋やトンネルの建設に欠かせないなど、日常生活に密接に関わりがある測量技術。同会は、一般の人たちに認識を深めてもらおうと毎年、測量の日(6月3日)を記念した同フェスを実施している。
 会場では、対象物までの距離を目測した後に、500万円近い最新の距離・座標測定機材で正解を調べるクイズや、三角形の面積当てなどが繰り広げられ、子どもも大人も正解を導き出そうと熱中していた。
 市立前沢中学校1年の加藤有貴君(12)は、距離当てクイズで目測と正解の差が��?という好成績。「目測がこんなにうまくいくとは思わなかった。測量の仕事は楽しそう」と話した。
 会場では県担当職員を招いたILCの講話も行われた。
写真=最新機材で距離を測定する子どもたち
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