人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

奥州市内の中学生、最先端科学に触れる(つくば研修)

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tanko 2013-1-27 17:20
 茨城県つくば市の宇宙航空開発施設などを訪れ体験学習した奥州市内の中学生が25日夕、市役所江刺総合支所1階多目的ホールで研修成果を報告した。最先端の科学技術に触れた貴重な体験を糧に、今後の学習につなげていくことを誓った。
 科学体験研修事業は、旧水沢市時代の2003(平成15)年度にスタート。市内各区の中学2年生を対象に毎年実施している。今回は「We have a dream〜進歩し続ける科学を自分たちの目で学ぼう〜」を研修テーマに掲げ、21人が参加。今月7日から2泊3日の日程で、高エネルギー加速器研究機構(KEK)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)を訪れた。
 報告会には、生徒の保護者や学校関係者らを含めて約90人が出席。小沢昌記市長はあいさつで、北上山地が有力候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)について触れ「皆さんが30歳ぐらいになった時、世界の最先端の研究施設として、ここが世界中から研究者が集まる研究都市になるかもしれない。一翼を担う頭脳として、地元、日本、世界のために活躍できるような志を持ってほしい」を語り掛けた。
 参加生徒は班ごとに、KEKとJAXAでの施設見学や研究者による講義、体験学習の成果を報告した。
 KEKでは、スイスの欧州原子核研究機構(CERN)にある加速器の9分の1規模で「同じ結果を出している」ことに驚き、「日本の技術を発展させ、新しい発見をしてほしい」と生徒たち。学んだことを整理し発表することを通し、難しい専門分野の知識を自分たちのものとして吸収していた。
 研修生を代表し、市立水沢中の佐藤龍馬君(14)は「自分たちの努力と支援してくれた人たちの期待を裏切らないためにも、活動の成果を生かし、将来へのエネルギーにしていく」と誓った。

写真=研修成果を報告する中学生たち
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