天文台のまちに新スポット(銘菓処高千代にBH自販機お目見え)
- 投稿者 :
- tanko 2022-10-27 18:30
写真=ブラックホールがプリントされた自販機と、出てきた商品を手にする本間希樹所長
水沢吉小路の(有)菓処高千代(高橋一隆社長)店舗前に、ブラックホール(BH)の画像がプリントされた自動販売機が設置されている。同社は、史上初のBH撮影成功に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹所長)にあやかった菓子を販売。「天文台のあるまち」ならではの商品が、店舗営業時間外も購入できる。
同社などが加盟する水沢菓子組合(組合長=高橋社長)では2019年、BHをイメージした菓子を開発するプロジェクトを立ち上げ。それぞれに個性あふれる菓子を考案し、各店のほか観測所敷地内の奥州宇宙遊学館などで販売している。
自販機導入は、働き方改革に伴う営業時間の短縮がきっかけ。従業員の就労環境を改善する一方で、店の営業時間外でも商品を買えるようにしたいと、ここ最近広がりを見せている食品の自動販売機の導入を決めたという。
今月20日から稼働しており、翌日には本間所長も視察。実際に商品を購入した。強力な重力を持つBHがプリントされた自販機だけに、「代金は確実に吸い込まれましたね」とジョークを飛ばしていた。