人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

科学者と社会(記者コラム「遠近両用」より)

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tanko 2021-3-6 13:00
 先日「NHKニュースウオッチ9」の特集で、福島第1原発事故後に住民へ放射能リスクの説明をした複数の科学者らのインタビューが報じられていた。
 不安を抱く住民と科学者との間には、放射能の影響に対する受け止め方に「差」があったという。出演した広島大の神谷研二副学長(被ばく医療学)は、正確に説明するため「確率」でリスクを示したが、住民側はがんになるかならないかという「白か黒」の問題と受け止めていたと振り返っていた。
 コロナ禍を巡る対応も、どこか似た雰囲気を感じる。大きく報じられてはいないが、当地の国際リニアコライダー計画においても不安の声はゼロではない。科学者と社会の在り方もまた「教訓」を生かしてほしいと思うのだが。(児玉直人)
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