人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

宇宙とILC 好奇心くすぐる(金ケ崎図書館で企画展)

投稿者 : 
tanko 2021-2-3 12:00

写真=金ケ崎町立図書館で7日まで開催中の宇宙×ILC企画展

 金ケ崎町立図書館(及川敏雄館長)で、企画展「宇宙×ILC」が開かれている。宇宙の奥深さや、北上山地が建設候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の魅力をパネルなどで分かりやすく紹介。関連蔵書約20冊も並び、来館者の宇宙に対する好奇心をくすぐっている。2月7日まで。
 県南広域振興局が国立天文台水沢VLBI観測所と連携して開催。同館も協力した企画展示で、町民らに宇宙への関心を高めてもらおうと催している。
 国立天文台水沢キャンパスや同観測所の歩みを紹介したパネルのほか、天の川銀河の星の動きを図で示した大型タペストリー3枚も掲げられ、来館者の興味を引いている。
 宇宙の仕組みやILCの意義を丁寧に解説した蔵書も展示。同観測所の本間希樹所長が執筆した論文に加え、小惑星探査機「はやぶさ2」が砂を持ち帰った小惑星リュウグウの3Dモデルなど関連資料も披露している。ILCの構造や、建設後に期待される周辺都市の変化をイラストを交えて説明したパネル5枚も並ぶ。
 国立天文台を含む国際研究チームが世界で初めて撮影に成功したブラックホールの画像を用いた顔出しパネルも置かれ、子どもらを楽しませている。
 同館の千葉哲係長は「宇宙への興味を深めていただけるいい機会。楽しく学んでもらえたら」と多くの来館を呼び掛ける。
 展示に見入っていた同町西根本町の高野二郎さん(69)は「展示を機に、北上山地へのILC誘致を望む機運が一層高まれば」と願っていた。
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