人類史上初ブラックホール撮影に貢献した国立天文台水沢VLBI観測所は、120年の歴史を誇り今もなお世界とつながっている観測拠点。奥州市東部が候補地となっている国際リニアコライダー(ILC)の話題とともに、岩手県奥州市、金ケ崎町における科学やそれに関連する地域の話題(行政・産業経済・教育・まちづくり・国際交流など)を随時アップしていきます。(記事配信=株式会社胆江日日新聞社)

ILC推進チーム10月につくば市で会議(北上山地の視察も)

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tanko 2021-1-15 12:00
 素粒子実験施設「国際リニアコライダー(ILC)」の実現に向け準備作業を進める「ILC国際推進チーム(IDT=International Development Team)」は、今年10月26〜29日まで、茨城県つくば市を会場に国際会議(ワークショップ)を開催する予定だ。ILC建設の有力候補地とされている本県の北上山地を研究者らが巡るツアーも予定されているという。
 IDTは昨年8月に立ち上げられた組織。ILC準備研究所(ILCプレラボ)の設立に向けた準備作業を約1年半の日程で行う。同市にある高エネルギー加速器研究機構(KEK、山内正則機構長)に拠点を置き、議長はスイス工科大学ローザンヌ校の中田達也教授が務めている。
 IDTが管理するウェブサイトに掲載された情報によると、ILC実現に向けた新たなステップへの議論のほか、実験装置開発の最新動向などを取り上げるという。
 素粒子物理の研究者コミュニティーはこのほか、3月15〜19日の日程で国際会議「リニアコライダー・ワークショップ(LCWS)2021」を開催する。新型コロナウイルス感染症により諸外国との渡航が制限されている状況を踏まえ、ジュネーブ近郊の欧州合同原子核研究機構(CERN)を拠点にリモート会議方式で行う。
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